英語の勉強 › 文法 › conditionals
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第2条件法は「今、この瞬間に起こっていない架空の状況」を表します。 英語話者は現実と仮定の世界を厳密に分ける思考体系を持っており、「もし〜だったら」という反事実的(起こっていない、起こらない)な仮定を述べるとき、時間を過去に戻して表現するという独特なロジックを使います。
日本語では「もし〜だったら」と現在の仮定を述べても文法的に問題ありませんが、英語は違います。現在の非現実的な仮定を述べる場合、形式的には過去形を使うという習慣があります。これは「その状況は現実ではない=完全に時間軸から離れている=過去形で表現」という英語特有の認識論です。
重要なのは、wereの使用です。wasではなくwereを使うのは、仮定法過去という文法モードを明確にするためです。特に一人称や三人称単数でもwereを使うことで、「これは実際の過去ではなく、反事実的な想定である」というシグナルを送ります。また、would/could/mightという助動詞も同様に、現実世界と距離を置いた「距離感」を表現しています。
心理的には、英語話者は「起こっていないこと」を述べるとき、一歩引いた、遠い距離感を保つ傾向があります。 これが時制の遡行(過去形の使用)と条件付きの助動詞(wouldなど)の組み合わせで実現されるのです。
If I had more time, I would learn Japanese.
もし私がもっと時間があれば、日本語を勉強したはずだ。(でも今は時間がない)
If she were taller, she could be a basketball player.
もし彼女がもっと背が高ければ、彼女はバスケットボール選手になれたはずだ。(でも彼女は背が低い)
What would you do if you won the lottery?
もしあなたが宝くじに当たったら、何をするつもりですか?(当たる可能性は低いですが、仮定してみてください)
If I lived in Paris, I would visit museums every week.
もし私がパリに住んでいたら、毎週博物館を訪れるはずだ。(でも私はパリに住んでいない)
He would be happier if he had a better job.
もし彼がもっと良い仕事を持っていたら、彼はもっと幸せになるはずだ。(現在、彼は良い仕事を持っていない)
If you asked her politely, she would help you.
もしあなたが彼女に丁寧に尋ねたら、彼女はあなたを手伝ってくれるはずだ。(まだあなたは尋ねていない)
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